2024年5月12日日曜日

婚活をはじめようと思います。

唐突に自分語りで申し訳ないのだが、先日誕生日を迎えた。アラフォーなどとふわっと年齢をぼやかしているが、とうとう40歳。さすがにいい大人にもなって何かを期待することもないので、ひっそりと歳を取ったわけだが、ふと、僕はこのままでいいのかなと思った。
 

これまでの人生、地味だが真面目に生きてきたつもりだ。仕事は順調。長く交際していた恋人がいたので、いずれは結婚をして、平凡だが楽しい家庭を築きたいと思っていた。
 
だが蓋を開ければ、すでにその彼女はいない、もちろん結婚もしていない、休日は飲み食いしているだけの、孤独を極める冴えない中年おじさんになっていた。
 
別に、現状が全く悪いとは思わない。どこかで道を誤ったとも、思っていない。選んだ道が間違いだったなんて、思いたくもない。

でも気づけば僕は、孤独を極める冴えない中年おじさんになっている。
 
現実逃避して今すぐにでも蒲田の酒場に逃げ込みたいところだが、それでは何も変わらない。このままだと来年も再来年もずっと僕は一人で蒲田に住み続け、蒲田の酒場で一人で一杯やるのだろう。

それでもいいのだが……それではよくない気がしてきた。寂しい気持ちが徐々に勝ってきているのも事実なのだ。


この葛藤を職場の先輩に冗談混じりに打ち明けた。簡潔に言うと、「このまま一人は不安だ。生涯のパートナーをみつけたいが、そもそもどうやって女性と出会えばよいのか検討がつかない」と相談したのだ。
 
すると後日その先輩が、「独身の知り合いがいるから、そのつてで食事会してみる?」と提案してくれたのだ。相談しただけのつもりだったが、まさか打開策を見つけてくれるとは。感謝感謝で、食事会開催をお願いした。
 
とんとん拍子に話が進み、3対3の食事会の開催が決定した。そして先日一人飲みで利用させていただいたビストロアジルの後、食事会に参加した。会場は蒲田以外のエリアで、ワインが豊富な創作ビストロだった。
 
男性の参加者は、主催者である先輩と僕と後輩。女性の参加者は、先輩の知人とその知人の友人二名。年齢は共に35〜40歳の間。職業は、事務職、研究職、医療従事者と様々だ。
 
初対面の女性との交流ということもあり、僕は強い緊張感に襲われてしまい、食事会を楽しむ余裕を持てなかった。仕事中はスラスラと出てくる言葉が、何故かぎこちない。
 
お酒のお陰で緊張感が解れ、次第に場の空気に慣れたものの、思うような振る舞いができなかったことは否めない。初対面で踏み込むのはいかがなものかと遠慮してしまった所為で、結局上部だけの会話に留まり、当たり障りのない時間を過ごした。
 
当然ご縁はなかった。
 
しかし、気持ちは前向きになった。思い立った時に一人で行動する楽しさは知っているし、これからも満喫するつもりだが、パートナーがいると、より楽しくなるかもしれないな思った。一緒にグルメを巡ったり、飲み歩いたりしてみたい。

そう言うわけで、"一緒に食事やお酒を楽しめる生涯のパートナーを見つけたい"という理由で、婚活を始めようと思う。
 
 
 
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