"お誘いありがとうございます。ぜひサリーさんと一緒に、本格的な韓国料理を食べてみたいです。今月ですと僕は、X日とX日とX日が空いていますが、サリーさんのご都合はいかがですか?"
サリーさんにぜひ会いたいという意欲を伝えた途端、再び僕の中で婚活頑張ろうというやる気がみなぎってきた。
気持ちが前向きになると、年収を確認してきたタケウチさんのことも、広い心で受け止めることができた。僕に対して疑惑の目を向けてきたタケウチさんに、僕は"自分のプロフィールには嘘偽りはない"ことを明確に綴って返信したのだが、それに対するタケウチさんからの返信は以下の通りだった。
"丁寧に説明してくださって、ありがとうございます。嘘がないことがわかって、とっても安心しました。ホピ沢さんの見た目やプロフィールが私の好みだったので、もしこれが嘘だったらショックだなあと思っていました!私の中で根暗なイメージの研究者の印象も、ホピ沢さんのおかげでがらりと変わりました!ホピ沢さんとご飯一緒に行けたら、楽しそう♪"
色々と気になる点はある。しかし何より一番引っかかるのは、文末だ。これは僕がタケウチさんを食事に誘う流れなのだろうか……?
つい先日妹にマッチングアプリを始めたことを報告したのだが、「自分からは絶対に誘わないで、男性から食事に誘うように仕向ける女性もいるから。貰ったメッセージをよく読むこと。相手の女性の真意をしっかり理解できるように、努力したまえ」と、アドバイスを貰った。
つまりこれはそういうことなのか……?