"お返事が遅くなってしまって、ごめんなさい。お誘いありがとうございます。ホピ沢さんおすすめのスペインレストランで、ディナーをしてみたいです!ちなみに今月はご都合の良い日はありますか?私はX日とX日とX日が空いています"
1日半ほど経ってようやく、ぴよさんから返信があった。
通知を見てメッセージを読んだ僕は、目を疑った。てっきりスルーされたと思って気持ちを仕切り直したところに、ぴよさんからオッケーの返事。最初は喜びよりも、戸惑いの方が大きかった。
"今月はご都合の良い日はありますか?私はX日とX日とX日が空いています"
しかしこの文を見て、一気に嬉しさが爆発した。ぴよさんが都合のいい日程を教えてくれたということは、僕とディナーに本気で行く気があるということ。
その事実を理解した瞬間、僕はガッツポーズをしてしまった。先日までのぴよさんとの楽しいやりとりが一気に蘇ってきて、頑張ろうと意欲が湧いてきた。
その後はまたテンポ良くメッセージが続き、ついにぴよさんと会う日時が決定した。
とある金曜日の19時に、某駅の改札口付近で待ち合わせ。
仕事終わりに会うので、疲れた印象を与えないように気をつけたい。