「こんばんは〜😃✨今日は1日おつかれさまでした🙇🙏💦いろいろお話しできて楽しかったです😆わんちゃん🐕🐩と触れ合ったり、色々な動物に触れて楽しかったですね🐑🐹🐇🎵ところで今度‼️ナガタ(嘔吐)さんとホピ沢さん一緒に、4人でダブルデートしませんか❣️❣️美味しいもの食べたり🍣🥩🔥飲んだり🍻しましょう😋✨❤️🔥お返事お待ちしてまーす☺️💖💕」
僕が拒否しているにもかかわらず、B山(ハイブランド)はムラマツ(ぬい活)さんに、勝手にダブルデートを提案した。
「B山(ハイブランド)さん、何度も言ってますけど、僕ダブルデートしませんって。もし二人がOK出してきたらどうするんですか?」
「その時は一緒にダブルデートしましょうよ。今度犬カフェ奢りますから」
『今度犬カフェ奢りますから』じゃねーよ!
だめだ、全然話が通じない。ダブルデートしないと何度も言っているのに、聞く耳を持たないのはどうしてなんだろう。 B山(ハイブランド)の鼓膜は、都合のいい言葉しか拾わない仕組みになっているのだろうか。
そうがっくりと肩を落としていると、スマホの通知が入った。なんだろうと思いチェックすると、ナガタ(嘔吐)さんからだった。つい数十分前にナガタ(嘔吐)さんから、『バスでご迷惑をおかけしたので改めてお礼を言いたい』とラインを貰ったのだが、 まだ返事をしていない。だが既読はつけてしまっているので、僕がメッセージを見たことは、ナガタ(嘔吐)さんに伝わってしまっている。
返そうと思いつつも、B山(ハイブランド)がなんやかんやであれこれしてくるし、B山(ハイブランド)がナガタ(嘔吐)さんにダブルデートのお誘いのラインを送ったこともあるし、ナガタ(嘔吐)さん狙いのB山(ハイブランド)を差し置いてナガタ(嘔吐)さんからラインを貰った罪悪感もあって、文面を考えている暇がなかった。
ナガタ(嘔吐)さんからのラインはなんだろう。既読がついているのに返事がないことに怒っているのだろうか。 そう思いスマホを見ると……
「お返事を催促するようで申し訳ありません。先ほど、B山(ハイブランド)さんからラインを頂いたのですが、ダブルデートを提案されました。ホピ沢さんとムラマツ(ぬい活)さんも一緒だと伺ったのですが、ホピ沢さんご存じですか?」
……どうしよう。
そう思っていると、驚いたことに、なんとムラマツ(ぬい活)さんからもラインが来た。
「今日はありがとうございました。推し活のお話ができて楽しかったです。ところで先ほど、B山(ハイブランド)さんからラインを頂いたのですが、ダブルデートを提案されました。ホピ沢さんとナガタ(嘔吐)さんも一緒だと伺ったのですが、ホピ沢さんご存じですか?」
……女性陣の文面がなんとなく似ているような気がして、僕は思う。二人は大急ぎで確認し、示し合わせて僕にラインを送ってきたのではないだろうか。
どうしよう……なんて返事をしようか。ダブルデートしたくない。
