2026年7月10日金曜日

40代男が婚活バスツアーに行ってみた28

実家のわんことにゃんこに会いたいがために、B山(ハイブランド)は月に数回、実家がある長野に帰省しているという。このB山(ハイブランド)の発言で、女性陣の雰囲気が一気に変わった。 
 
「え……B山さんって長野出身でしたよね……?月に数回帰ってるんですか……?」→女性陣
 

僕はB山(ハイブランド)の動物愛に好感を持ったが、どうやら女性陣の捉え方は違ったようだ。
 
「はい、可愛いのでどうしても会いたくて!それに忘れられちゃったら悲しいじゃないですか。だから頻繁に会っとこうかなっ思って。それに地元好きなんで」→B山(ハイブランド)
「でも帰省大変じゃないですか?」→ナガタさん(嘔吐)
「いえ?新幹線ですぐなんで全然」B山(ハイブランド)
「新幹線ですぐかもしれないですけど……月に数回となると……結構大変……」→ミヤギさん(沖縄) 
「いえ?ただ実家に帰るだけなんで、全然大変じゃないですね。仕事帰りに急に帰ることもありますよ。それに帰るって言うと、家族が喜んでくれるんで。むしろ帰ってこいって感じです」B山(ハイブランド) 
「そんなにご実家に帰られているなら……将来的に地元で就職するおつもりなんですか?」→ミヤギさん(沖縄)  
「そうですね。いずれは帰りたいですね。地元好きですし、親も帰ってこいと言うんで」B山(ハイブランド)  
「へえ……仲良しなんですね……」→ムラマツさん(ぬい活)
「はい!家族皆、仲いいですね!」B山(ハイブランド)
「わー……いいですね……」→女性陣 
 
口ではB山(ハイブランド)に対して肯定的だが、女性陣の表情は皆一様に固い。B山(ハイブランド)と距離を置いたような、そんなすっとした冷たい空気が流れてきた。
 
"月に数回、実家に帰る"
 
これが地雷だったのだろうか。 男性が実家好き、というのは、婚活的によろしくないのだろうか。女性陣の冷めた視線をひしひしと感じながら、僕は内心ヒヤヒヤしていた。 というのも、僕もB山(ハイブランド)と同様、月に数回実家に帰っているからだそれもおそらく、B山(ハイブランド)よりも僕の方が、女性陣にとって深刻なレベルだろう。
 
だって実家が、自宅から徒歩20分圏内にあるのだから。 
 
B山(ハイブランド)は、まだいい。彼の実家は東京ではなく、少し離れた長野。帰省の回数は多いかもしれないが、まあ理解できる。
 
しかし僕は、どうだろう。生まれも育ちも蒲田で、根っからの蒲田好きの僕。現在も蒲田在住だ。
 
生まれも育ちも蒲田ということは、当然実家も蒲田にある。実家にお世話になっているわけではないし、両親を頼っているわけでもないし、今更両親と暮らしたいとも思わないし、特別実家が大好きというわけではないが……両親は高齢で持病持ち。妹と協力して両親の手助けをしているとはいえ、妹は二児の母。僕は独り身。結局なんやかんやで身軽な僕は週に一回ほど……実家に顔を出している。
 
それに 実家には可愛いわんこがいる。両親の代わりに僕が散歩をする時もあるし、時々預かる時もあるし、病院に連れて行く時もある。
 
結果、僕はかなりの頻度で実家に帰っている……ようだ。
 
それを聞いた女性陣はどう思うだろうか。のっぴきならない事情があるとはいえ、確実にドン引きだろう。
 
そう胸のざわめきを覚えて冷や汗をかいていると…… 
 
「ホピ沢さんのご実家は、どちらにあるんですか?」←ムラマツさん(ぬい活) 
 
学歴知りたがりのムラマツさん(ぬい活)が、質問してきた。 
 
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