先日テレビを見ていて、川崎市民のソウルフードと呼ばれるものがあると知った。
それは元祖ニュータンタンメン本舗の看板メニュー、ニュータンタンメン。
ニュータンタンメンは、1964年創業。
創業者がスタミナがつく料理を提供したいということで、坦々麺をアレンジして考案された。
本来であれば川崎で食べるのが筋だが、蒲田の元祖ニュータンタンメン本舗に行ってきた。
オーダーしたのはもちろん、ニュータンタンメン。
辛さのレベルが選べるのが嬉しい。初来店ということで、辛さのレベルは普通を選択。
これがニュータンタンメン。
唐辛子がふんだんに使われた真っ赤なスープの中に、これまたふんだんに使われた溶き卵が個性的な見た目のラーメンだ。
大きなレンゲでスープを啜ると、あっさりとした口当たり。
坦々麺とは全然違う。何とも似ておらず、「ニュータンタンメン」という味が確立されている。
スープは想像以上に、ニンニクがガツンと効いている。
優しい塩味スープの中に、しっかりとしたニンニクの風味と辛味が凝縮されていて美味しくてクセになる。
写真では見えにくいが、ひき肉もたっぷり。とてつもなくパワーが漲ってくる味だ。
これは最高。
麺はもちもち。コシがしっかりあるが、喉越しがいい。
ついクセで炒飯を頼んでしまったが、白米を頼めば良かったと後悔。
炒飯はもちろん美味しいのだが、残ったスープと白米を一緒に食べるのが王道らしい。
、、、ということで、後日リベンジした。
一番辛い、めちゃ辛をオーダーした。もちろんご飯も忘れずに。
めちゃ辛はどれだけ辛いのかと思いドキドキしながら食したが……特別辛くなく拍子抜けした (辛さは店によるとの情報もある)。
たっぷりと入りすぎた唐辛子がスープの汁気を吸い込んでしまい、麺とスープが馴染んでいないし、スープをすすっても唐辛子がのどに張り付いてむせてしまう。
辛さよりも旨味を追求したいので、次回は辛さを普通にしようと思う。
大きなレンゲでパンチの効いたスープともちもち麺をすするのがクセになるラーメン、それがニュータンタンメンだ。
お店の詳細は以下の通り。
元祖ニュータンタンメン本舗 蒲田店
03-3737-2992
東京都大田区蒲田5-28-2 MCMビル 1F
予約不可
営業時間:
11:00~24:00
日曜営業
定休日: 無休